責められたい
案の定、誰もいない給湯室に入り、流しの下の引き出しを開けたところで、視線が背中に刺さる。


「ねぇ、僕をイラつかせたいの?」

「え?どうして?」



狭い給湯室の入り口に、腕を組んで寄りかかって立つ彼。
いつもクルンとかわいい目が、細められている。





――来た





「誘われて嬉しかったの?」

「そんなことない。私行くって言ってないし」

「じゃあ、なんで笑ってたの?」

「だって…」




うろたえて見せると、すかさず一歩こっちへ近づいてきた。
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