総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
こんな、ガキ相手に本気になれるかって最初は思ったんだが。
この顔を見たら、思いっきりぶん殴れる気がしてきたよ。
「「スイ(アキ)、楽しもうぜ(よ)?」」
その言葉と同時に俺達は、拳をぶつけた。
額から流れる汗と、口から溢れる鮮血。
殴って、殴られて。
体が柔らかく、軽々とかわして柔軟に対応してきやがる。
口に溜まった血を吐き出しながら、口元を拭う。
「哀れだね。」
皮肉めいた顔で、嗤った。
「あ゛?」