総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】
体が反応しない。


頭ではけたたましくサイレンが鳴り響く。


警告の様に。


『ウゴケ。シヌゾ。"オマエ"デハナイ。』


あたしじゃないの?


誰が、死ぬ?


今、あたしを抱きしめてるこの腕は‥‥誰の腕?


「ヤミっ危ないっ!!」


そうだ、あたしを守ってくれてたのは。


お兄ちゃんじゃないと言われたって。


あたしを嘲笑っていたって、関係ない。


いなくなってほしくない人物に‥‥変わりはないんだよっ。


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