私の刑事さん


―ガサガサッ

次の瞬間私は言葉を無くした。

「ひぃぃっ!!…」

茂みから黒いジャージにマスクとサングラスをかけた男がでてきた。

私は精一杯息を殺して茂みに隠れた

「───」

怖い…

怖いよ…秀ちゃん…

「ハァハァハァッ」

男が近づいてくるたびに私の寿命が縮んでいった。

「!」

男が何か持っている…
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