もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
「はぁ〜っ……。なんかもう、何もかも面倒くさくなっちゃったなぁ」


空をじっと見つめながら、投げやりになる優衣。


『面倒がクサイッ!?』


優衣は、今日の出来事をザッとおじさんに話した。


『ナルホドーッ……。イジメられてるサヤカを助けるナンテ、オータニにもいいところがあるじゃナイカァ』


「うん。凄いと思った」


『ユイは、ドースルつもりだったんダイ?』


「私!? 私は、特に何も……」


『オータニが居なかったら、サヤカを助けたカイ?』


「う〜んっ、分かんない」


おじさんはにっこりと微笑むと、優衣と同じように寝転がった。


『人間てのは、大切な人の為ナラ命だって差し出して守り抜こうとするノニ、他人の事とナルト見て見ない振りをスル……。ホントーは、ミンナ1つに繋がってるのにネッ』


「………………」


そよそよと吹き渡る黄色い風が、鼻をツーンとくすぐる。


そのままウトウトと眠りに就く2人……。
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