もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
『ユイ、大変ダヨ! 早く起きてオクレッ』


「えっ?」


『アイツが……、アイツがワタシを狙ってるんダヨ』


寝起きのボーっとした顔で、おじさんの指差す方を見る。


そこには、大きなのら猫が!


今にも飛び掛かってきそうな勢いで唸りながら、おじさんを睨み付けている。


「なんでっ、動物とは仲良くないの?」


『ワタシは、動物も虫も苦手ナンダヨ……』


「はぁ〜っ!? みんな1つに繋がってるんじゃないのっ」


『オソラク、アイツとは繋がってナイネッ』


「全く、わがままなんだからっ」


『トニカク、早く帰ろーっ!』


おじさんは、素早く制服のポケットの中に潜り込んだ。


辺りは、もう暗くなり始めている。


優衣も、慌てて立ち上がった。
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