もう一度、君にめぐり逢いたい〜ちっさいおじさんが起こした奇跡⁎⁺˳✧༚
『ソレニ……、ユイにはオータニが居るじゃナイカ』


「大谷って……、どうしてっ? おじさん嫌がってたじゃないっ」


『ソレは……、オータニはユイの1番ダカラ……、悔しかったんダヨ』


体裁悪そうに下を向くおじさん。


「おじさん……」


優衣は、揃えた両手のひらにおじさんをそっと乗せた。


「おじさんと大谷は違うよ! おじさんが居なくなっちゃうなんて考えられないよっ」


誇らしげにジャージの裾を引っ張って、身だしなみを整えるおじさん。
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