蝶龍①
[守Sid]

今日も普通に朝のホームルームが終わって職員室で、のんびりしていた。


ピンポンパンポーン




うっせーな。
健「成宮先生。今すぐ理事長室に来てください。30秒以内にこないと…あのこと
話しちゃいますよ(黒)」


はっ?たけ?!
あのことって何だよ!!←何のことか分からないのに必死になってる

気になる…ヤバ…30秒だっけ?

おれは理事長室まで全力で走った。





バンッ

『ハァハァ…(こんなに走ったの久しぶりだぞ)』

ソファに地味な女が座っていた。
誰だ?
と思いながらも健と口喧嘩していた。

そしたら・・・

「お゙い゙!うっせーんだよ。」



女の方から、低い声が聞こえてきた。
それも、すごい殺気付きで!

そして、たけるは、すぐに、地味女に謝っていた。
そして鋭い視線が俺に向いて俺もすぐに謝った。

 
そして健は女の機嫌を取り戻すのに、まさかの“にぼし”をあげていた。
普通の女なら喜ばないが、その女は、にぼしで許してしまった。
どんだけ大好物なんだよ。(汗)

そして、俺は女に自己紹介をしていた。
それに絶対に女なんかに名前なんて呼ばせねーのに、あの女には、
名前で呼んでほしかった。



そしてあの地味女は、桜崎 ルナって言う名前らしい。

ルナって女の笑顔を見た瞬間とても可愛くて、俺らしくもなく紅くなってしまっていた。

そして、チャイムがなって2時間目が始まる。
俺の授業には絶対誰も休んだりしない。それは、おれが元蝶龍の副総長だからだ。
朝はよくあいつ等は遅刻してくるが。授業には遅れてこない。俺が言ったから!

だから、急いでルナを理事長室からつれて教室に向かった。
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