約束の花~命と恋の物語~



「…祥…っ」


亜弥がギュッと俺の背中に手を回してきた。


「あたしも…好き」


…うん


…嬉しい。


「俺が亜弥を支えるから」


亜弥が泣く。


「うん…うん」


「亜弥」

「祥」

「お前は俺の」

「貴方はあたしの」



「生きる希望」



そしてもう一度強く、




抱き合った。



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