天神学園高等部の奇怪な面々27
しかし。

「その必要はありません」

抑揚のない声でリヴリアは言う。

「先生、答案用紙を…全教科分お願いします、今すぐに」

「ほほぅ?」

彼女の言うがままに、全教科の答案用紙を準備する箱。

その答案を前に、スゥ…と軽く息を吸い。

「Ready…」

その瞳が光った瞬間!

「Go!」

リヴリアはシャープペンを走らせる!

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