天神学園高等部の奇怪な面々27
カリカリと高速で起動する頭部のCPU。

まるで自動書記のような高速のペン捌き。

ものの5分もかからないうちに、リヴリアは全教科の答案用紙を解答で埋めてしまう。

「出来ました、箱先生」

「コレは素晴らしい!」

サタデーナイトフィーバーのポーズで賞賛する箱。

その誉め言葉を受け。

「……」

リヴリアは含み笑いを浮かべた。

何、そのドヤ顔。

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