天神学園高等部の奇怪な面々27
「別にー、何も変わらないよ?」

ケロッとした顔で遊里は答える。

「何でっ?」

驚いたのは優だった。

「ずっと女の子だと思ってたんだよ?親友なんだよ?いつも一緒に過ごしてた子なんだよ?なのに女の子って嘘ついてたんだよ?」

優にしてみれば、それは『親友』に対する裏切りなのかもしれない。

親友を騙していたという罪悪感、後ろめたさ。

そういった感情に、押し潰されそうなのかもしれない。

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