俺様でヤキモチな彼氏様
でも、保健室には誰もいない。



先生もいないし。



「帰っていいのかな?」



明日誰が運んできてくれたか保健室の先生に聞けばいいよね?



よし、帰ろっ。



いすの上に置いてあるかばんを持って保健室のドアを開ける。



ガラガラ₋₋₋ガッ!



??



途中で開かなくなった。



何度がんばって開けようとしても、びくともしない。



「もぉ、なんで開かないのよぉ!」



ドアに半分キレる。



何で開かないのぉ!?



「フッ₋₋₋ドアに八つ当たりしても意味ないんじゃね?」



!?



急にした声にびっくりして声のした方を見る。



そこにいたのは背の高い男の子₋₋₋。



₋₋₋今わかったこと、ドアが開かなかったのはこの人が手でドアを開けるのを阻止してたから。


「あの、何か御用ですか?」



首を傾けて聞いてみる。



あたしに何か用かな?



「えっ、あ、あぁ///」



んっ?少し顔が赤いような₋₋₋。



熱でもあるのかな?



「あの、大丈夫ですか?熱でもあるんじゃぁ₋₋₋。」



その人のおでこに手をあてようとしたけど、その手を引っぱられた。



!!?



急すぎて今の状況が把握できない。
< 6 / 76 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop