『恋人代行 』 ① 媚薬の口づけ
授業は半日で終了し、帰宅途中でお買い物。
楓さんから食費を預かるようになった私。
今までアシスタントさんが交替でしてたらしいけど。
潤くんほど忙しくも無いし、
家に住まわせて貰ってるんだから、
コレくらいはしないと居心地が悪くて。
楓さんもアシスタントさんも皆優しい人ばかり。
皆、美人なのに仕事柄?なのか、
ジャージやスウェット着姿で…。
だから、買い出しは1番の悩みの種だったらしい。
スーパーへ立ち寄ると、豚肉が特売になっていた。
今日は生姜焼きにしようかな?
大量に購入して葛城家へ。
夕方までの間、リビングで勉強をする事に。
潤くんの部屋に楓さんが用意してくれた机があるけど、
潤くん不在で部屋を占領するのも気が引ける。
それならリビングの方が気が楽だもんね。
リビングテーブルの上に教育実習の予定表を広げた。