Level.0


「おはようございます」


そんな中、私に声をかけてきた男がいる。
名前は知らないがLevel.1だったかな。
何故か私に因縁をつけている馬鹿な男。


「おはよう…っ!」


挨拶だけ交わして、そのまま通り過ぎようとする。
すると、男はニヤニヤと笑みを浮かべながら私の腕を掴んだ。


「なにか?」


仕方なく振り返った。
相手している時間すらが無駄なんだけど。











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