相手にされない王子様


「…コレで諦めてあげるから」




…………は……?




「昴、そんなに私とのキス良かったの?放心しちゃって…」




…………ふざけんなよ。




「それならもう"ダンッ"




俺は扉の横の壁を蹴飛ばした。




「―――有川、行くぞ」




俺は有川の腕を引っ張って、教室でお弁当を広げようとしている彼女を強引に連れ出した。
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