相手にされない王子様


「初めて笑いましたね。スバちゃん」




結局その名前か。
……もう良いけどさ。




「そうか?」




「はい。最初は私のテンポについてこれていないようでしたので」




おうおう、言うじゃねーか。


俺は数々の女を落としてきた強者だぜ?


合わせるのなんてちょっと慣れりゃあ、たとえ有川でもイケる。




「俺を誰だと思ってんだ?」




「スバちゃん」




……そこは王子様って言えよ。
< 45 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop