相手にされない王子様
「おーい、お二方。俺の存在忘れてねぇ?」
あ、そういえばコイツいたんだっけ。
「はじ君。君のお友達、なかなか見直しましたよ」
そりゃあどーも。
コイツにこんなこと言われるだけで嬉しくなるとか俺も案外単純だよな…
「だろ?
まぁ、なかなか君らお似合いだぜ」
またコイツは…
俺らはそんな感じじゃねーっつーのに。
「本当にはじ君は多感なお年頃ですね」
……もうツッコむまい。
俺は黙って2人の成り行きを見ることにした。