相手にされない王子様


良いから続けてと言う俺の言葉を、怪しみながらそれでも話してくれる明太子。




「姉に取られてしまいました」




何だ、その、昼ドラみたいな泥沼関係は。




「……まぁ、姉の方が可愛いですから、仕方ありません」




へぇー…どんな奴だろう?




「俺、ハジメの兄貴と明太子の姉貴に興味湧いた。
今度会わせてくれよ」




明太子が惚れた奴と可愛い姉貴とやらを見てみたい。




「本当にお前は……まぁ、んじゃあ今週の土曜な」




「おう」




ため息を吐きながらも約束してくれるハジメに少し感謝する。

楽しみだな。
< 50 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop