Love again
それから、1時間目の体育の時間。


明里とストレッチしながら、話してた。


「それって……やりたいってことじゃないの?」


「やっぱ、明里もそう思うよね。う〜ん。まだ早くない?」


マサトとのキスでもいっぱい、いっぱいだから、その先なんて、まだ考えてもなかった。


「明里に聞くの?明里なら、絶対ヤルね。」


明里は、付き合ってすぐにやっちゃうタイプ。


「……だよね。」

体操をおえて、チームに分かれて、バスケット。私と明里は、同じチームだけど、まだ出番じゃないから話をしていた。


「ちひろ、明里、ちょっと聞いてよ!」


隣のクラスのリナちゃんの恋の相談。


恋に関しては、私より明里の方がアドバイス出来るよ。


男子の方の……マサトの方に視線が気づいたら、送ってて、何度かマサトと目があった。


「もう、ちひろ、幸せボケで聞いてないよ〜」


「あっ、ごめん!聞く、聞く!」


明里やリナちゃん達が、笑って、私を茶化していた。
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