ともだちのつくりかた。
彼女の声音は今までで一番はっきりとしていた。

そうまでして友達を欲しがるものなのか。

確かに、彼女の姿や挙動は、いかにもクラスで孤立していそうな雰囲気を持っていた。

始めからそうなったのか、そうだったから孤立したのかまでは分からない。

ただ、だからこそ彼女はあの掲示板にいたのだろうし、だからこそ僕らは出会ったのだろう、ということは分かる。


「成功したら、きっと貴方は私の言いなりですよ。そしたら、ずうっと一緒です」


そういう類の呪術なのだろうということはなんとなく分かっていた。

使役するとか、そういう話なのだろう。

そうなった時、僕に意志は残らないに違いない。

成功すれば、の話だが。
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