ともだちのつくりかた。
「それ、本当に友達だと思ってるの?」


僕が問い掛けると、少女は首を傾げる。


「そんなの、対等じゃないじゃないか。対等な関係が『友達』って言うんじゃないか」


「私を『友達』とする皆はそんな感じじゃありませんけど。私に何でもやらせますけど」


「……それって、イジメ」


「違います。友達なんです」


言葉を遮られ、強く言い切られる。


「でも。私も、『友達』が欲しいじゃないですか」


そう言って、少女は俯く。
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