シスター
ガチャリ…
玄関のドアを開けると、いつの間にか玄関には可愛い照明が付けられ廊下を照らしてた。
東京の家に住んでた時の電気だ。
お母さん、持って来ちゃったんだ。
照明は懐かしいけどこの廊下は新鮮。
「ただいまぁ」
廊下に響く美佳子の声。
何だか…見知らぬ家で「ただいま」なんて何だか緊張する。
ギシギシと音のする廊下の先、灯りの着いた部屋が見える。
ガチャリ
ドアを開けると、どうやらそこはキッチンのようだ。
ダイニングキッチン。
キッチンでは母親がトントンと何かを刻み父親はテーブルに腰掛けタバコを吸っていた。
「あぁ、お帰り美佳子」
美佳子の存在を確認した父親が声をかけた。
それに気づいた母親を手を止めこちらを振り返る。
「お帰り。探検はどうだった?」
「まぁまぁよ」