シスター



ガチャリ…


玄関のドアを開けると、いつの間にか玄関には可愛い照明が付けられ廊下を照らしてた。

東京の家に住んでた時の電気だ。
お母さん、持って来ちゃったんだ。

照明は懐かしいけどこの廊下は新鮮。


「ただいまぁ」

廊下に響く美佳子の声。
何だか…見知らぬ家で「ただいま」なんて何だか緊張する。

ギシギシと音のする廊下の先、灯りの着いた部屋が見える。


ガチャリ


ドアを開けると、どうやらそこはキッチンのようだ。

ダイニングキッチン。

キッチンでは母親がトントンと何かを刻み父親はテーブルに腰掛けタバコを吸っていた。

「あぁ、お帰り美佳子」

美佳子の存在を確認した父親が声をかけた。

それに気づいた母親を手を止めこちらを振り返る。

「お帰り。探検はどうだった?」

「まぁまぁよ」
< 4 / 12 >

この作品をシェア

pagetop