不良狼は一途に溺愛中

「あっ!あなたが蓮の彼女の柚ちゃん?」


「は、はい…!初めまして…。」


緊張した面持ちで、ぎこちなくお辞儀をする柚。


そんな姿にも微笑ましさを感じていると、突然…美咲さんが柚に抱きついてきた。


「キャーッ、可愛いっ!響から聞いた通りの可愛らしい女の子ね〜!思わず抱き締めたくなっちゃう!」


っていうか、既に抱き締めてるじゃねぇか…。


はしゃいでいる美咲さんに苦笑いしてしまった。


「あ、あのっ…えっと……」


柚は、どうしたらいいのか分からない…と言った表情を浮かべながらアタフタしている。


そりゃそうだよな。


初対面で、いきなり抱き締められることって、あまりないし。


俺は彼女を助けるべく、美咲さんに声を掛けた。



< 82 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop