チカラに恋して

桜side

ハァ・・・・・・・・・、入学式疲れた~・・・

部活、何に入ろうかな・・・・??



キャーッッッ!!


うるさっ!なんなのよいったい!!

廊下の方からあまりにも女子の悲鳴が、うるさいからそっちを見てみると

無造作に整えられた茶髪で身長の高い、鼻筋がスッと通っているかっこいい人が、私のクラスの前にいた。


「春川 桜っていう子いる?」

春川さくら・・・・・

はるかわ・・・・って私!?

さっきクラスで自己紹介した時、私以外に”春川”っていう名字の人はいなかったからやっぱり私だよね・・・

「あれ?春川 桜さ~ん!!いない?」

「はいっっ!私です!!」

返事をしながら、私はその人に近付いて行った。
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