略奪愛の結末
「マリ…
ちょっといいかな……。」
篤朗が言葉を発した時 スイッチが入った。
「あ ごめん 先に私からいい?
ちょっと話したいこともあるの。」
篤朗の顔が凍りついたけど 姉が優しい笑顔で
「どうしたの?」と言った。
きっと姉は私の知りたかった恋の話でも
聞けるんだろうと 喜んだんだと思う。
「あのね…私…。」
そう言って 篤朗の方をまっすぐに見た。
「お腹に赤ちゃんがいるの。」
そう言った。
静寂が三人を包む。
「赤ちゃんって……え?待って…マリ…。」
姉が慌てた。
そして篤朗は 一点を見つめたまま固まっている。
「お腹の子の おかあさんになりたいの。」
私は顔を覆った。
「え マリ……相手の人は誰?」
姉の言葉に 多分篤朗は今 死刑執行の階段を
昇り始めている。
「ずっと好きだったの。
初めて男の人を好きになって…やっとやっと
抱いてもらったの……。私 悪い子なのかな……?
その人に私の初めてを捧げたかった……そして
赤ちゃんがここにいる……どうしても
その人の赤ちゃんが産みたいの…おねえちゃん……
私 お腹の子の おかあさんになりたい……。
おかあさんになって ずっとこの子のこと見守りたい。
うちの親みたいにいなくなっちゃわない
長生きして……産みたいの……。」
私は声をあげておいおいと 泣いた。
ちょっといいかな……。」
篤朗が言葉を発した時 スイッチが入った。
「あ ごめん 先に私からいい?
ちょっと話したいこともあるの。」
篤朗の顔が凍りついたけど 姉が優しい笑顔で
「どうしたの?」と言った。
きっと姉は私の知りたかった恋の話でも
聞けるんだろうと 喜んだんだと思う。
「あのね…私…。」
そう言って 篤朗の方をまっすぐに見た。
「お腹に赤ちゃんがいるの。」
そう言った。
静寂が三人を包む。
「赤ちゃんって……え?待って…マリ…。」
姉が慌てた。
そして篤朗は 一点を見つめたまま固まっている。
「お腹の子の おかあさんになりたいの。」
私は顔を覆った。
「え マリ……相手の人は誰?」
姉の言葉に 多分篤朗は今 死刑執行の階段を
昇り始めている。
「ずっと好きだったの。
初めて男の人を好きになって…やっとやっと
抱いてもらったの……。私 悪い子なのかな……?
その人に私の初めてを捧げたかった……そして
赤ちゃんがここにいる……どうしても
その人の赤ちゃんが産みたいの…おねえちゃん……
私 お腹の子の おかあさんになりたい……。
おかあさんになって ずっとこの子のこと見守りたい。
うちの親みたいにいなくなっちゃわない
長生きして……産みたいの……。」
私は声をあげておいおいと 泣いた。