略奪愛の結末
篤朗とはしばらく会うことができなかった。

メールをすると 返ってくるから
安心はしていた。


いいよ 

わかった

そっちで決めて



短い返信だったけど それでも私は
有頂天だった。


姉が選んだ部屋やインテリアがどうしても許せなくて
新しく部屋を借りたいと

「私もまだちゃんと主婦できるか すっごく不安だから
ママのそばに住みたいから お部屋近くに借りたいな。」

とママに言うと とても喜んで 張り切って
ママが新しい部屋を探してくれた。

私にとっては ママも大切な切り札だった。
一番の味方は ママ

篤朗の両親さえ手なずけておけば これから先
絶対に力になる。


お腹の子もすくすく育っていた。
何もかも 順調。


今までの部屋より大きいマンションを契約してくれた。


篤朗に電話をして

「家具とか インテリアとか一緒に見に行きたいんだけど
時間とってほしいな。」と言った。

「ごめん。仕事忙しくてさ それに引っ越しの
用意もあるし…かあさんと一緒に決めてくれていいよ。」

「あとで これはセンスないとか
絶対に言わないでくれる?篤朗絶対 ダメ出ししそう。」

「しないよ。悪いけどそういうことで。」

そう言って電話を切ってしまった。

「ま いいっか~。」

私は何もかも楽しくて仕方がない。
私のために すべてが回り始めている
そんな気分になっていた。
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