略奪愛の結末
「メグさん大丈夫なのか?」

「うん……。よくわかんないけどね
朝 起きたらもう出かけてたの。」

「そうなんだ。」


篤朗が心配してるのが面白くない。
それから篤朗はどこか 上の空だった。

「篤朗 向こうにいったら彼女とか作る?」

思い切って質問してみた。

「それは欲しいよな。」

「好きな人とか いないの?」

篤朗は一瞬言葉を止めた。

「そういうことはいいの。
子供が気にしなくても。」

「子供ってね~私だって高校生になるのよ
これから大人になるんだからね。」

ムカつく。

「確かにな~俺も高校の時 めっちゃ本気の恋したよな。」

「ほんとに?」

初めて聞く話だった。

運転する篤朗の横顔を見ながら

「教えて 恋の話~~聞きたいな~~。」と頼んだ。

「言い寄ってくる女はいたけど
本命には相手にされなかったっていうか
鼻にもかけてもらえなくて……仕方がないから
次に気になった女と付き合った。」

「え~~夢がないよ~~。」

「健全な男子だしね。大人の階段ものぼりたかったし。」


セックスのことだ……。
ゆずちゃんが明人とやったこと……。

「大人の階段?」

「いいの~マリは~~まだまだお子ちゃまで~。」

篤朗が笑った。
< 23 / 365 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop