略奪愛の結末
「ね…篤朗?
私もいつか大人になるときは……
絶対好きな人に初めてをもらってもらいたいな。」

「そうだろうよ。
特に女子はそうだよな~。
俺ら男は 最初はそんなこと考えてたけど
そのうち欲望に支配されるようになってさ
何人とやったとか 自慢の材料になるわけ~。」

「ひどい~篤朗もそうなの?」

「ご想像にお任せします~。」

篤朗の過去にも興味がわいてきた。
聞きたくないけど知りたい……。

嫉妬というのか なんだろ 変な気持ちだった。

「おねえちゃんは?一年一緒でしょ?
どんな女の子だったの?」

「メグさん?メグさんは……みんなの憧れの人だったよ。
生徒会長は初の女子で 何でもできて
そして綺麗で優しくて……。親を亡くしたなんて
想像もつかないくらい元気で…。
兄貴からは聞いていたけど 誰にも心を見せない人だなって
心の底には何が見えるのかなとか
めっちゃ知りたくなるような人だったな。」

まさかまた姉に嫉妬するのか 私は……。

「あのおじさんの時のおねえちゃん
全然違う感じだったよね。」

わざとに篤朗に投げかける。

篤朗が無口になった。
何だか空気が変わってしまって二人の間に
流れる音はCDの音楽だけになってしまった。

篤朗は姉に片思いしてる
それがよくわかった・・・・・・。
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