略奪愛の結末
多分今までのマリなら絶対に許さなかったろう
メグの存在だった。

マリが自分を振り返って メグにありがとうと言えた時の
メグの嬉しそうな顔が忘れられなかった。
どれだけメグの愛情が深いかっていうのを目の当たりにして
自分が恥ずかしくなった。

俺はよくやったなって
マリの頭を撫ぜてあげたいくらいだった。

メグとマリのわだかまりを深くしたのは
自分の存在だったから
いつかもう少し時間がたったら俺が二人をまた
会わせやりたいと思っていたけど


マリがちゃんと会いにいっていた。

俺と飛勇のことを託すために。

ごめんな・・・・辛かったよな。
俺は冷酷な男だな。マリが傷ついてんの知ってたよ。
だけどどうしても許せないことが多くて……
そう思うとメグへの想いが募るばかりで……
たくさん傷つけてんの知ってて

だから病気になったのかもしれないな。


俺が6年間 ストレスを与え続けていたのかもしれない。

マリの髪の毛を撫ぜる。
薄くなった髪の毛からは 地肌が透けて見えた。


落ちくぼんだ目と頬
もともと痩せてるマリだったけど
利口な顔が疲れ果ててていた。


可哀そうに・・・・・・


俺とメグを一緒にしたいなんて言うの
辛かっただろうな。


マリに対して優しい気持ちでいっぱいになっていた。


「俺だって最後までおまえを
支えていくよ。これも正真正銘の愛だよ マリ・・・・。」

マリの目が ぴくっと動いた。
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