略奪愛の結末
結局 メグさんは 俺を最後まで
子ども扱いしたけど……ただ俺を必要としてくれているのは
メグさんの柔らかい体を
預けられた時に そう感じた。
「何でこんな時に 俺
メグさんと離れるのかな……。
もうひと押しなのに……。」
「私は助かった……。」
「どういう意味?」
「この逞しい胸を受け入れるのを
いそいじゃダメだと思うから……。
今は恋に破れて 誰でもいいからすがりつきたいって
そう思う気持ちの方が大きくてきっと
流されてしまうもの。」
「俺以外にもそうなの?」
「かもね……。」
「ダメだ。それは絶対ダメ。他の男はまた
メグさんをきっと傷つけるから。」
「わかってる……。篤朗がいいよ。」
「マジ?俺しか メグさんを支えらんねーから。」
メグさんの体が大きく揺れて
ため息をついた。
「どうした?」
「自分にカツを入れたの。
篤朗も旅発つんだから いつまでもこんなに
ウジウジしてられないわね。
私もしっかりしなくちゃ……。」
「そばにいるよ。
だからメグさんは…俺の前だけは
本当のメグさんでいてほしい……。
わがままでかっこ悪くても 俺は全部知りたい……。
メグさんのこと……全部……。」
「うれしいよ 篤朗……。」
メグさんの言葉は嗚咽に変わって
俺は愛おしい人の髪の毛を静かに撫ぜていた。
子ども扱いしたけど……ただ俺を必要としてくれているのは
メグさんの柔らかい体を
預けられた時に そう感じた。
「何でこんな時に 俺
メグさんと離れるのかな……。
もうひと押しなのに……。」
「私は助かった……。」
「どういう意味?」
「この逞しい胸を受け入れるのを
いそいじゃダメだと思うから……。
今は恋に破れて 誰でもいいからすがりつきたいって
そう思う気持ちの方が大きくてきっと
流されてしまうもの。」
「俺以外にもそうなの?」
「かもね……。」
「ダメだ。それは絶対ダメ。他の男はまた
メグさんをきっと傷つけるから。」
「わかってる……。篤朗がいいよ。」
「マジ?俺しか メグさんを支えらんねーから。」
メグさんの体が大きく揺れて
ため息をついた。
「どうした?」
「自分にカツを入れたの。
篤朗も旅発つんだから いつまでもこんなに
ウジウジしてられないわね。
私もしっかりしなくちゃ……。」
「そばにいるよ。
だからメグさんは…俺の前だけは
本当のメグさんでいてほしい……。
わがままでかっこ悪くても 俺は全部知りたい……。
メグさんのこと……全部……。」
「うれしいよ 篤朗……。」
メグさんの言葉は嗚咽に変わって
俺は愛おしい人の髪の毛を静かに撫ぜていた。