愛しいを知るまで。

-花SIDE-



友輔が起きたらしいのでまた保健室へと向かう。



「不器用友輔くんどうした?体調は。」


「大丈夫だよ。」



………。

「なっ…!!なんだよ花!!」




ガシガシ。



頭を撫で、そっと頭を包み込んだ。


「……花?」


「よかった…無茶苦茶なんだから…全く…。」


「心配しすぎ。俺はいつでも大丈夫だよ。」



「馬鹿…」



優しく頭を撫でる。





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