だからすきだってば。
<実和side>


「実和、帰ろ。」

ホームが終わると
なっちゃんがあたしの席に来た。

「…うん。」

あたしは隣の男の子の事が
ずっと気になって
モヤモヤしていた。

「実和、どーした?
何か元気ないじゃん。」

なっちゃんが気付いて
話を聞いてくれた。





「…でね、
勇気出して聞いたのに
シカトされて…。
あたし、何かしたかなぁって?」

「うん、でも実和は
心当たりないんでしょ?」

「うん。」

ないよ。
心当たりなんて。

わかんないよ。


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