純情♡SWEETIE
心臓が壊れそうなくらい大きな音を立ててる。


こんどはちゃんと息しなきゃ、

なんて考えてるうちに、

つっくんが離れた。


「今度はオレからさそうって言ったのに。

 また、毬乃にやられたな。」


「どっちからなんて関係ないもん。」


「好きだよ。」


「うん。あたしも、大好きだよつっくん。」


セカンドキス。

優しくてあったかい。


あたしたちは、この時すごく幸せだった。






このキスが、

あたしたちの間を引き離す原因になるなんて、

思ってもみなかった。

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