純情♡SWEETIE
小学校の時からずっと毬乃は俺とクラスが一緒。

だからだろうか、いつも俺についてくる。

落ち着きがなくて、うっかり屋の彼女の面倒を

あれこれ世話焼いてるうちに、

気がつくと俺らは公認の仲だった。



毬乃に一目惚れした先輩が告って簡単に付き合い始めた。

鳶に油揚ってこのことだと思う。

突然のライバル登場。

泡食った俺が、後出しジャンケンみたいに

毬乃に告白すると。

先輩とは、一度だけでいいからと言われて

一度だけデートしただけだと笑い、

「今更。」と、

毬乃は泣き笑いしながら、OKした。



それから毬乃はずっと俺の彼女だ。







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