キミと私の49日間 ~虹の端できっと・・・~
~裕也 side~
昨日のように、昨日と同じところに来ると、昨日と同じように1人で出てきた
そして、会って第一声は、“待っててくれたの?ごめんね…”
という優しい言葉ではなく、
かといって、挨拶でもなかった
“ねえ…
これから毎日ここで待つつもり?”
そんな優しさのかけらもない言葉だった
「え? だめなのかよ」
そんな優しい言葉を言ってもらえると少しだけ、ほんの少しだけ思っていた俺にバカだ、と思いながら答えた
「誰かに見られたら嫌なんだけど…」
そんな理由で、会って早々あんなことを言ったのか?
「俺、幽霊だぞ?
誰にも見られねぇよ」
昨日のように、昨日と同じところに来ると、昨日と同じように1人で出てきた
そして、会って第一声は、“待っててくれたの?ごめんね…”
という優しい言葉ではなく、
かといって、挨拶でもなかった
“ねえ…
これから毎日ここで待つつもり?”
そんな優しさのかけらもない言葉だった
「え? だめなのかよ」
そんな優しい言葉を言ってもらえると少しだけ、ほんの少しだけ思っていた俺にバカだ、と思いながら答えた
「誰かに見られたら嫌なんだけど…」
そんな理由で、会って早々あんなことを言ったのか?
「俺、幽霊だぞ?
誰にも見られねぇよ」