時を越えて

奈落の森 3

私は烈火を見た。



「許さない、絶対に許さない!
凌平を苦しめ、琥珀や飛鳥も苦しめたことを私は絶対に許さない!
烈火!」



「次は貴様が歯向かうか
歯向かうものには容赦しないぞ
それが琥珀であろうと」



「私は海だっつうの!」



バァァアン!




「はぁ、はぁ、はぁ」



何で。
何で攻撃しているのに疲れた様子一つ見せない。



「終わりか
次はこっちからいくぞ!」



「えっ!
キャー!」



くそっ!


何なのこの力の差は!


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