俺様彼氏の甘い罠





















「 これ、もう要らないよね?







  ─────────他の男の首輪なんて。 」







”澪ちゃんは犬じゃないんだし”と
からかうように笑いながら
彼は再度ネックレスを
ポケットの中に戻した。







意地悪、なんてそんな甘いものじゃない。
欲しいものが、”宝物”が目の前にあるのに
手が届かない。









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