俺様彼氏の甘い罠




「 澪ちゃん、大丈夫?
  何かされてない? 」




どうして、




結果が同じ選択肢に
私は手を伸ばしたんだろう。




「 澪ちゃん、”約束”は
  ・・・・覚えてるよね? 」




結花ちゃんのお兄さんに
支えられながら生徒会室を
出る間際に聞こえた呟きに
胸が押し潰されそうになった。















─────────・・私、・・・なんてことを・・・・






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