君色Diary
「なに、陽向くん……」
あたしは力の抜けた返事をすると、手につられるように、陽向くんの隣に座る。
そしてガックリと肩を落とすと、陽向くんは、クスクス笑いながら、ゆっくり口を開いて。
「……俺、そろそろ葉月に、告白しようと思う」
楽しそうに笑いながら。
でも、真剣みを帯びた言葉が、薄暗い倉庫に響く。
それに驚いて顔を上げれば、陽向くんは、ニッと笑って。
「でさー。俺、花火大会のときに言おうと思ってて……」
「ちょっ……待って、待って!ストップ!」
あたしが驚くのもそのままに、話を進めようとする陽向くんを止める。
頭の中は、突然のカミングアウトに混乱して。
「……告白、するんだ?」
あたしはゆっくりと、確かめるように聞いた。
あたしは力の抜けた返事をすると、手につられるように、陽向くんの隣に座る。
そしてガックリと肩を落とすと、陽向くんは、クスクス笑いながら、ゆっくり口を開いて。
「……俺、そろそろ葉月に、告白しようと思う」
楽しそうに笑いながら。
でも、真剣みを帯びた言葉が、薄暗い倉庫に響く。
それに驚いて顔を上げれば、陽向くんは、ニッと笑って。
「でさー。俺、花火大会のときに言おうと思ってて……」
「ちょっ……待って、待って!ストップ!」
あたしが驚くのもそのままに、話を進めようとする陽向くんを止める。
頭の中は、突然のカミングアウトに混乱して。
「……告白、するんだ?」
あたしはゆっくりと、確かめるように聞いた。