Voice
ある日の週末、あたしは女友達とバーで飲んでいた。


柏木真の話をしたら彼女はとても理解できないと眉をひそめた。


「声にそこまで夢中になるなんて信じられない」


あなた変態よ!と彼女は言った。


そして最終的に、そんなに好きならラジオ局へ訪ねていけばいいのにと結論付けた。


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