恋のレシピの作り方
「いつか俺と店を出さないか?」


「え……?」



 奈央はその言葉に驚いて思わず身を起こした。
 一条の真摯な眼差しに見つめられると、冗談で言っているわけではなっそうだった。



「なに驚いてるんだよ、お前の夢が叶う日もそう遠くない。あぁ、その前に……」


「……?」


 一条は愛おしそうに奈央の頬に手を伸ばして引き寄せると、唇に軽く口づけてひとこと言った。




「一条奈央になる気あるか?」

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