私のナイトはやくざ
1時間くらい走ると、車はとても大きなマンションの前で止まった。

何回建てのマンションなんだろう・・・


高籐さんは私の手をひいてマンションに入って行った。

行き先は・・・最上階のボタンが押されていた・・・


最上階はドアがひとつしかない・・・

と言うことは、このフロアーは高籐さんのみと言うことか・・・


びっくりして、言葉が見つからない。


「さっ。入って・・・」


入った部屋は・・・必要最低限のものしかないシックな部屋だった


「急に連れてこられたらびっくりするよね。ごめんね。」

『えっええ。ちょっと豪華すぎて、びっくりしちゃいました。』


「そうかな??
 そこに座って・・・飲みのも出すから
 って言っても・・・缶ジュースしかないけど…」


そういうと、高籐さんは冷蔵庫から缶コーヒーを出してくれた。


『いただきます・・・』


コーヒーに口を付けると、少し甘さのあるコーヒーで、
気持ちが楽になった。
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