ラブ・ストーリー~可愛くない女~
康介さんが正直先生に‥何か伝えようとしている‥?


「‥あのっ!」


カクテルをグビッと飲んだ綾乃先生が、ガタンっと席を立った。


「‥私、やっぱり保育士は辞めません。子ども達のために‥頑張ります。だから‥みゆき先生!明日からもご指導よろしくお願いします!」


「‥綾乃先生‥。」


綾乃先生が深く頭を下げた。


「‥うん、明日からまた頑張ろう。こちらこそ、よろしくね。」


私は立ち上がって、綾乃先生の肩に手を置いた。
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