君と私のsubtext
荷物をまとめて立ち上がる私の背に、



「そうだ、佐伯。交流会どうすんの?」



すっごい答えに悩む様な事をあの男がきいてくる。



一瞬悩んだすきに、


「ちぃ参加ですよ。昨日、メールでききました」


「あ、そうなんだ」


なんてゆうが答えて、話が終わってしまった。




「ゆう、な――」
「時間危ないよ、佐伯」



しれ、と言いやがって。



適当に頭を下げて、私は二食を駆け抜ける。




頭は痛いし、あいつはむかつくし、全力疾走だし、最悪だっ。
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