血塗れの蝶
俺がそう言うと、美王は肩を異常な
くらいにビクつかせた。
「美月 琥畏だと?あの
美月組のか!!?美王さん、
本当なんですか!?」
サラサラッ
〔なんでそのことを知ってる?〕
美王は俺の方にメモ帳を見せると
同時に、美王、全部の殺気を
出していた。
ゴゴォォォォッ!!
ゾクッ
さすがの俺と牙籠も、美王の殺気で
震え上がった。
いったいどうやって、あの小さな
体からあれだけの殺気を
出しているんだ?
って、今はそんなことは
どうでもいい。
「美王が治療されてる間に、美王の
ケータイで美月に電話かけて
呼んだんだ。でも、まさか美月
だったなんて…。」
サラサラッ
〔琥畏がきたの?〕
「あぁ。」
サラサラッ
〔今、どこにいるの?あたしの
ケータイは?
…琥畏に逢いたい…。〕
「居場所は知らない。お前の
ケータイは壊した。新しいの買って やるから安心しろ?
あと、退院しても学校は
行かなくて大丈夫だ。
理事長と話しは付けてある。」
サラサラッ
〔なんで勝手なことするの?琥畏は
あたしにとって、大切な人
なのに……。琥畏に逢わせて!!!〕
美王は泣きながら、メモ帳を俺に
見せてきた。
「美月組と藍桜組は関わりをもっては いけない!!それくらいは美王も、
知ってるだろう!!?なにが
逢いたいだ!!なにが大切な人だ!!
お前は、俺達を敵に
まわす気なのか!!!!?」
俺は気付いたら、美王に
怒鳴っていた。
ガラガラッ
「「美王!!!」」
そう叫んだのは、桜神の
幹部達だった。
「お前、欧嵐の美月の奴がってたのか!!!?」
サラサラッ
〔なんで?どうしてわかったの?〕
「今日の朝、俺等の溜まり場に来て、 謝罪しにきたんだよ!!!」
謝罪…?
いったいなにを…?
「美王の彼氏は俺だ。でも、美王は
決して桜神を裏切ってはいない。
欧嵐のスパイでもない。
俺が言ったことなんだ…。
どうか、美王を攻めないで
やってくれ。俺はそう言った。」
俺の後ろからソイツは言ってきた。
くらいにビクつかせた。
「美月 琥畏だと?あの
美月組のか!!?美王さん、
本当なんですか!?」
サラサラッ
〔なんでそのことを知ってる?〕
美王は俺の方にメモ帳を見せると
同時に、美王、全部の殺気を
出していた。
ゴゴォォォォッ!!
ゾクッ
さすがの俺と牙籠も、美王の殺気で
震え上がった。
いったいどうやって、あの小さな
体からあれだけの殺気を
出しているんだ?
って、今はそんなことは
どうでもいい。
「美王が治療されてる間に、美王の
ケータイで美月に電話かけて
呼んだんだ。でも、まさか美月
だったなんて…。」
サラサラッ
〔琥畏がきたの?〕
「あぁ。」
サラサラッ
〔今、どこにいるの?あたしの
ケータイは?
…琥畏に逢いたい…。〕
「居場所は知らない。お前の
ケータイは壊した。新しいの買って やるから安心しろ?
あと、退院しても学校は
行かなくて大丈夫だ。
理事長と話しは付けてある。」
サラサラッ
〔なんで勝手なことするの?琥畏は
あたしにとって、大切な人
なのに……。琥畏に逢わせて!!!〕
美王は泣きながら、メモ帳を俺に
見せてきた。
「美月組と藍桜組は関わりをもっては いけない!!それくらいは美王も、
知ってるだろう!!?なにが
逢いたいだ!!なにが大切な人だ!!
お前は、俺達を敵に
まわす気なのか!!!!?」
俺は気付いたら、美王に
怒鳴っていた。
ガラガラッ
「「美王!!!」」
そう叫んだのは、桜神の
幹部達だった。
「お前、欧嵐の美月の奴がってたのか!!!?」
サラサラッ
〔なんで?どうしてわかったの?〕
「今日の朝、俺等の溜まり場に来て、 謝罪しにきたんだよ!!!」
謝罪…?
いったいなにを…?
「美王の彼氏は俺だ。でも、美王は
決して桜神を裏切ってはいない。
欧嵐のスパイでもない。
俺が言ったことなんだ…。
どうか、美王を攻めないで
やってくれ。俺はそう言った。」
俺の後ろからソイツは言ってきた。