ラッキービーンズ【番外編】
◇◇◇
つき合ってからの週末の夜は、必ず水嶋と一緒に過ごしてる。
水嶋のマンションの方がずっと広くて綺麗なのに、彼は私の狭い和室を居心地が良いと言う。
それが嬉しくて、今日も家へ招いてしまった。
食事は軽く済ませてきたけれど、お酒のおつまみぐらいは出したいし、それならば自分の家の方が都合が良い。
帰りに酒屋で買った安価なワインを水嶋が開けたいというので、一緒に買って来たチーズをお皿に盛って、簡単なおつまみを調理していた。
残り物を適当にアレンジしただけなのに、嬉しそうに「美味いじゃん」と言ってくれるのは、つき合いたてならではのリップサービスだろうか。
私は凝った料理は作れないし、見栄えもそんなに良くはないと思う。
それでもやっぱり嬉しい。
すぐに自信がなくなってしまう私を、水嶋が輝かせてくれる、そんな気さえしてしまう。
小さな折りたたみ式のテーブルを囲んでるから、水嶋との距離が近い。
この距離感にまだ慣れてはいないから、ドキドキしてしまう。
緊張を隠す為にワインをちびちびと口に運んでいると、不意に水嶋が「クリスマスどうする?」と訊いてきた。
「……えっ?」
ワンテンポ遅れてしまったのは、もちろんリアちゃんの発言が頭に浮かんだから。
つき合ってからの週末の夜は、必ず水嶋と一緒に過ごしてる。
水嶋のマンションの方がずっと広くて綺麗なのに、彼は私の狭い和室を居心地が良いと言う。
それが嬉しくて、今日も家へ招いてしまった。
食事は軽く済ませてきたけれど、お酒のおつまみぐらいは出したいし、それならば自分の家の方が都合が良い。
帰りに酒屋で買った安価なワインを水嶋が開けたいというので、一緒に買って来たチーズをお皿に盛って、簡単なおつまみを調理していた。
残り物を適当にアレンジしただけなのに、嬉しそうに「美味いじゃん」と言ってくれるのは、つき合いたてならではのリップサービスだろうか。
私は凝った料理は作れないし、見栄えもそんなに良くはないと思う。
それでもやっぱり嬉しい。
すぐに自信がなくなってしまう私を、水嶋が輝かせてくれる、そんな気さえしてしまう。
小さな折りたたみ式のテーブルを囲んでるから、水嶋との距離が近い。
この距離感にまだ慣れてはいないから、ドキドキしてしまう。
緊張を隠す為にワインをちびちびと口に運んでいると、不意に水嶋が「クリスマスどうする?」と訊いてきた。
「……えっ?」
ワンテンポ遅れてしまったのは、もちろんリアちゃんの発言が頭に浮かんだから。