踏み台の女神
首が痛くなるまで星を眺めた後、私たちはどこへ向かうでもなく、砂を踏みしめて浜辺を歩いた。



広い浜辺には

夜空に天体望遠鏡を向けている人や、人混みを避けてきたようなカップルの姿がまばらに見えるだけである。



はた目には、私たちが並んで歩く様子も、そんなカップルのように見えたりするのだろうか。
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