踏み台の女神
砂浜に寄せるさざ波の音が聞こえる。


砂浜は海へ続いているようだが、暗いのでどこまでが砂浜でどこからが海なのかは見えない。


ただ、波の音だけが絶えず聞こえてくる。




波打ち際から少し離れた位置に、潮風にさらされた木のベンチを見付けた。



「フミダイさん、疲れませんか?」


「えぇ、少し」
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