踏み台の女神
いつものねこさんなら、こういうとき

「たまにはそれもいいね」

なんて乗ってきそうなものだが、なぜか今日ははっきりしない様子である。



あまり触れてほしくない事を言ってしまったのだろうかと不安になったとき、ねこさんが

「あ、そうそう。

来月、安永さんがまたこっちに来たいってさ」

と、急に話をそらした。
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